Title: | 原発の古い漫画 |
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Name: | 四鬼 |
Date: | 23/08/2011 01:44 |
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Text: | 昔、読んだ古い漫画のこと。 やや大きな単行本で、内容は次のようなものだったと記憶している。 原発のことを記事にしようとする女性記者が、複数の男達に追われ命を狙われる。女性は交際してる男性がいるのだが、仕事に熱中するあまり、その男性と不仲になってしまう。しかし、最後は男性からプロポーズされハッピーエンド。 その中で印象に残っているエピソードがある。原子炉建屋内のどこかに落ちた作業員がびしょ濡れになって上がって来ると、即座にドラム缶に詰め込まれ蓋が開かないように溶接し、ヘリで吊り下げて運搬。海へ投棄してしまう。 漫画によると、元々、作業員は、九州などから手配師により集められてきたゴロツキというか失踪者なのだ。だから、海へ投棄しても誰も苦情を言う者はいない。 漫画を読んだ当時は、原発の危険性を強調するために作られたエピソードだと考えていたのだけれど・・・・・・。 その漫画は、絵柄が古く、かなり昔に描かれたものは間違いない。 ところが、最近、何だかその漫画の内容が現実味を帯び、昔は本当にそういうこともあったのでは?と思えてくるのだ。 |